農地の区分と評価方法と相続

土地の地目には、宅地・農地・山林・原野・牧場・池沼・鉱泉地・温泉地・
雑種地などがあります。

農地はさらに次の4つに区分けされています。

①純農地
②中間農地
③市街地周辺農地
④市街地農地

◆計算方法

①② 固定資産税評価額×所定倍率

③  (宅地とした場合の評価額-宅地造成費)×0.8

④  宅地とした場合の評価額-宅地造成費

①②は倍率方式で各地域の税務署が示す倍率をその固定資産税評価額に掛けます。
なお固定資産税評価額を調べるには市長町村役場の固定資産課で調べられます。

③④は地域によって異なり宅地比準方式または倍率方式になります。

宅地造成費は各国税局ごとに定められています。

山林の区分と評価方法
山林も次の3つに区分けされます。

①純山林
②中間山林
③市街地山林

評価方法は農地とほぼ同じ①②は倍率方式③は原則宅地比準方式となっています。

◆計算方法

①② 固定資産税評価額×所定倍率

③ 宅地とした場合の評価額-宅地造成費

山林などには縄延びといわれ実際の地籍が登記簿上の地籍より
上回る土地があります。この場合には次のような計算方法がとられます。

固定資産税評価額×  実際の地籍   ×倍率
登記簿上の地籍

原野や牧場は山林の評価に準じて計算されます。
森林内にある立木や果樹も評価の対象となり、土地の肥え具合を数値化した
「地味級」、森林の植栽密度である「立木度」などをかけて評価します。

贈与額が2500万円を超える場合、超過額は一律20パーセントの税率で
課税されます。例えばこの制度を利用して3000万円の贈与を受けた場合、
超過額の500万円に対する100万円の贈与税が掛かることになります。

これを相続時の相続財産と合計し相続税から控除されます。
また合計相続税が納付した贈与税より少ない場合は納付超過分が還付されます。

●遺産相続の継承視点

財産相続はプラスとマイナスがあり、「継ぐか継がないか」という
焦点をはっきりと調査しておく必要があります。

相続してもマイナス財産が多い場合は、放棄をしなくてはいけませんし
プラスが多い場合には単純承認が必要です。

視点となるワークフロー図は以下のようになります。

■プラス財産が多い場合

・・・・単純承認を行う(相続放棄も単純勝因もしなければ自動的に
単純承認されたものとされます)→ すべてプラス財産もマイナス財産も
相続することとされます。

相続人が多数居る場合は遺産分割を行います。

■マイナス財産が多い場合

・・・・・特にほしい財産もない場合には相続放棄を行います。

→家庭裁判所へ相続放棄の申請を行いますと、はじめから相続人では
なかったこととされます。

ただし、マイナス財産が多いもののプラス財産の中に
どうしてもほしいものがある場合は「財産目録」を作成して
プラス財産を限定的に取り入れるための「限定承認」を行います。
(ただし限定承認は自分が相続人として相続を開始するのを知ったときから
3カ月以内に行わなくては無効です)

→限定承認が認められると、相続したプラス財産の範囲でマイナスの
借金返済などの義務を負います。

限定承認とは・・・・相続財産を責任の限度として相続すること。
相続財産をもって負債を弁済した後、余りが出ればそれを相続できる。

★どちらが多いのか不明の場合

・・・・・財産目録を作成して家庭裁判所に提出、
プラスとマイナスの財産両方の権利を有する限定承認を行います。
限定承認は相続人全員にて行う必要があります。

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